受賞

2023年3月 1日 (水)

日本印刷学会論文賞&朝陽会賞を受賞しました

2月24日、日本印刷学会から論文賞と朝陽会賞を受賞しました。受賞論文は、大村賢悟氏 (エーデル産業・組織心理ラボ&コンサルティング)、土岐一貴氏、藤木武史氏 (コクヨ株式会社) との共同研究の成果であり、タイトルは「手書き力尺度の開発: 手書きの促進と文具のマーケティングでの活用を目指して」(日本印刷学会誌, Vol.59, No.1, pp.14-26, 2022) です。

本日、立派な盾と賞状が届きました。

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研究内容は、個人の手書きの能力 (手書き力) を診断する「手書き力尺度」を開発し、その信頼性と妥当性を検証したものです。簡単な21の質問項目に答えることで個人の手書き力を7つの下位尺度でスコア化し、手書きの活用方法について個人のタイプを特定します。「大人のかく力テスト」という名称でコクヨ株式会社のWebサイトでサービスが提供されています。

なお、論文賞は過去1年間の最優秀論文に学会から送られる賞です。朝陽会賞は(財)印刷朝陽会から論文賞受賞者に送られる賞です。

関連サイト:
・論文ダウンロード
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nig/59/1/59_14/_article/-char/ja/
・コクヨ式大人のかく力テスト
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/feature/kakuryoku/

2020年8月10日 (月)

日本画像学会・フェロー就任

日本画像学会からフェローの称号をいただきました。フェローは長年の研究業績が評価されて送られる、いはば名誉会員のような位置づけの称号です。

私は40歳を過ぎてから当学会に入ったため、フェローのような役割とは無縁だと考えていました。メールで受賞の連絡を受けた時、思わず「私のことですか?」と返信したほどです。予期していなかっただけに、驚きましたし、嬉しかったです。今後の研究の励みになります。

フェロー会員証の文面は以下のとおり。「あなたは、紙と電子メディアの価値・効用に対する技術研究を通じ画像技術の発展に大きく寄与するとともに、その独自なコンセプトの確立を通し本学会の発展に多大な貢献をされました。ここにその功績を認め、フェローの称号を贈ります。」

研究をサポートしてくれた方々に、この場を借りて感謝申し上げます。

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